冬暖かく、夏涼しい逆べた基礎とは？

2018/09/28

こんにちは

雨雨雨　　本当に梅雨かと思うくらいです。天気には逆らえませんから仕方がありませんが現場の職人さんも大変です。

雨の合間をぬって配筋検査と基礎のコンクリート打ち

こちらの個人住宅の現場では逆べた基礎という工法で行っています。

逆べた基礎は通常の基礎を反対にした様な形になっています。

基礎比較

何が良いかという地熱をダイレクトに１階の床に伝えます。

地熱は夏は冷たい熱が床に伝わり、冬は暖かい熱が床に伝わっていきます。

自然の冷暖房設備　だからエコ!

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地熱を利用する方法で一般的なのは、床下の地熱の空気を機械的に循環させる方法です。

費用がかかることがデメリットとして挙げられますが、予算に余裕がある方はおすすめです。

この逆べた基礎の方法だと一般的に基礎に比べてもさほど高くなることなく地熱を利用することができます。

また基礎の立ち上がりが無いので地震にも強いというメリットがあります。

古くから地中熱の利用はおこなわれていました。

北海道のアイヌ人の伝統的な住居のチセという建物で利用されていました

こんな建物です

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屋根も壁もささ葺きの部屋の中で、地中熱と輻射熱を利用して極寒な北海道で過ごしていたということですから驚きです。

自然の恵みはただです。使わないともったいない！（笑

ではまた

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