家の空気が悪いのは気のせいじゃない|飲食2kg・空気20kg、本当に選ぶべきはどっち?
2026/04/14
雨の日・・・
事務所の窓から庭の桜が見えます。テラスには今年育てる野菜の苗が並んでいて、その向こうに桜が雨に濡れていました。「ああ、今年も桜が散るんだなあ」と思いながら雨音を聞いていたら、なんだか心が安らいでいったんですよね。雨の音って、聞き心地がいいものです。
いつも ふとした瞬間に思います。
自然の中にいると、染みるように心が落ち着ちついていきます。空気が少し緊張しているようで、雨音が心地よく、桜の香りがふわっと漂ってきます。人間が自然の中の一部ということだからでしょうね。
じゃあ——家の中ではどうだろう? 家に帰ったときも、同じように心と体が安らいでいるだろうか?
今日はそんな雨音をきっかけに、少し考えたことを書きたいと思います。
「家の空気が悪い」と感じたこと、ありませんか?
- 家にいると頭が重い
- 朝起きたとき、喉がイガイガする
- なんとなく家にいるとだるい
現代の家には、たくさんの化学物質が使われています。壁紙を貼る接着剤、集成材の接着剤、フローリングの塗装、塩ビのクロス——こういったものから、目に見えない揮発性の化学物質がじわじわと空気中に出ています。
新築の「なんとも言えないあの匂い」、あれは化学物質の匂いなんですよ。
私自身、幼少期からひどいアトピーで悩みました。体中がかゆくて、夜も眠れない日が続いた時期があります。その経験から、「家の空気」が人の健康にどれだけ大きな影響を与えるか、身をもって知っているんです。
飲食は1日2kg、空気は1日20kg
私がずっと伝えている数字があります。
- 人が1日に口にする飲食物の重さ:約2kg
- 人が1日に吸い込む空気の重さ:約20kg
なんと、10倍です。
食べ物には気を使っている方、多いですよね。
- オーガニック野菜を選ぶ
- 無添加の調味料を探す
- 国産の食材にこだわる
- お子さんには手作りのおやつを
どれも素晴らしいことです。でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
一番たくさん体に取り込んでいるのは、実は「空気」なんです。
食べ物を2kg選ぶのと同じ熱量で、空気20kgを選ぶ。そう考えると、家づくりの意味がぐっと変わってきませんか?
家は、一番長く触れる"食べ物"
私はよく、お客様にこうお話しします。
「家は、一番長く触れる食べ物のようなものです」
1日24時間のうち、家で過ごす時間は平均しておよそ15〜18時間。つまり、私たちは1日の半分以上、その家の空気を"食べ続けている"ことになります。
だからこそ、家を建てる素材は、食材を選ぶのと同じくらい真剣に選んでほしいんです。
私たちの家づくりでは、化学物質をできるだけ使わない素材を選んでいます。
- 漆喰の壁:石灰が主成分の自然素材。ホルムアルデヒドを吸着・分解してくれる働きもあります
- 無垢材のフローリング:接着剤を使わない一枚板の木。調湿もしてくれる
- 米のりの接着剤:集成材に使う化学接着剤の代わりに、お米から作ったのりを使う
特別なことをしているわけじゃありません。昔の日本の家は、当たり前にこういう素材で作られていました。私たちは、それをもう一度大切にしているだけなんです。
空気の循環も、大事なもう一つの話
もう一つ、家の空気で大事なのが「循環」です。
どれだけ良い素材を使っても、空気がよどんでいたら意味がありません。家の空気循環をきちんと設計することで、新鮮な外気が巡り、湿気がこもらず、気持ちのいい家になります。
最近の家は気密性が高いので、給気口(空気口・空気孔)の位置や換気計画は特に重要です。窓の配置でも、空気の流れは大きく変わります。
「空気を選ぶ」というのは、素材を選ぶだけじゃなく、流れをつくることでもあるんですよね。
食の安全に気を使う方へ
ここまで読んで、こう感じた方もいるかもしれません。
「食べ物には気を使っていたけど、家の空気までは考えたことがなかった」
それで全然大丈夫なんです。気づいたときから、変えていけばいい。
大切なのは、「家の空気が悪い」と感じたとき、その違和感を流さないこと。体の声を聞いてあげること。
あなたと家族の健康は、一番身近な"食べ物"——つまり、家の空気から始まります。
家に帰ったときも、深呼吸して「ほっ」とできる。そんな家が、当たり前であってほしい。これが、私がずっと家づくりを続けている理由のひとつです。
次の一歩
もし「うちの空気、気になるかも」と感じたら、まずは一度、モデルハウスに遊びに来てみてください。漆喰の壁と無垢材の空気は、言葉より体感のほうが早く伝わります。
「生涯に渡っておつきあい」が私たちのポリシーです。家づくりの前から、建てたあとも、ずっと。
一緒に、家族の健康を大事にした家づくりを考えていけたら嬉しいです。
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ではまた!
家は、一番長く触れる"食べ物"
私はよく、お客様にこうお話しします。
「家は、一番長く触れる食べ物のようなものです」
1日24時間のうち、家で過ごす時間は平均しておよそ15〜18時間。つまり、私たちは1日の半分以上、その家の空気を"食べ続けている"ことになります。
だからこそ、家を建てる素材は、食材を選ぶのと同じくらい真剣に選んでほしいんです。
私たちの家づくりでは、化学物質をできるだけ使わない素材を選んでいます。
- 漆喰の壁:石灰が主成分の自然素材。ホルムアルデヒドを吸着・分解してくれる働きもあります
- 無垢材のフローリング:接着剤を使わない一枚板の木。調湿もしてくれる
- 米のりの接着剤:集成材に使う化学接着剤の代わりに、お米から作ったのりを使う
- 御影石の基礎パッキン:樹脂製ではなく、天然石で家を支える
特別なことをしているわけじゃありません。昔の日本の家は、当たり前にこういう素材で作られていました。私たちは、それをもう一度大切にしているだけなんです。
空気の循環も、大事なもう一つの話
もう一つ、家の空気で大事なのが「循環」です。
どれだけ良い素材を使っても、空気がよどんでいたら意味がありません。家の空気循環をきちんと設計することで、新鮮な外気が巡り、湿気がこもらず、気持ちのいい家になります。
最近の家は気密性が高いので、給気口(空気口・空気孔)の位置や換気計画は特に重要です。コンセント一つ、窓一つの配置でも、空気の流れは大きく変わります。
「空気を選ぶ」というのは、素材を選ぶだけじゃなく、流れをつくることでもあるんですよね。
食の安全に気を使う方へ
ここまで読んで、こう感じた方もいるかもしれません。
「食べ物には気を使っていたけど、家の空気までは考えたことがなかった」
それで全然大丈夫なんです。気づいたときから、変えていけばいい。
大切なのは、「家の空気が悪い」と感じたとき、その違和感を流さないこと。体の声を聞いてあげること。
あなたと家族の健康は、一番身近な"食べ物"——つまり、家の空気から始まります。
あの日、雨音を聞きながら心が安らいだように、家に帰ったときも、深呼吸して「ほっ」とできる。そんな家が、当たり前であってほしい。これが、私がずっと家づくりを続けている理由のひとつです。
次の一歩
もし「うちの空気、気になるかも」と感じたら、まずは一度、モデルハウスに遊びに来てみてください。漆喰の壁と無垢材の空気は、言葉より体感のほうが早く伝わります。
「生涯に渡っておつきあい」が私たちのポリシーです。家づくりの前から、建てたあとも、ずっと。
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