常滑市のモデルハウスで味噌づくりをしました。

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常滑市のモデルハウスで味噌づくりをしました。

2023/02/27

常滑市のモデルハウスにて味噌づくりをしました。漆喰の部屋は味噌がおいしくなります。

常滑市のモデルハウスにて今年も恒例の味噌づくりをしました。

 

今日は、「漆喰の部屋は発酵食品をつくるのに最適で、しかも美味しくできるんです!」というお話をしたいと思います。

古くから続く老舗の味噌蔵、酒蔵などが漆喰で作られている事は、皆さんご存じですよね。

ではなぜ蔵って漆喰で作られているのでしょうか。

それは漆喰が持っている性質と利点に秘密があるのです。

1,調湿効果  漆喰は湿気を吸収し、放出することができる調湿効果があります。

 醸造や発酵過程では、湿気が抑えられることが重要です。壁や天井に                                      漆喰を使うことで、室内の湿度を一定に保つことができます。

2,空気の浄化 漆喰は空気中の不純物を吸着し、浄化する効果があります。        

  特に酒蔵や味噌蔵などの食品製造施設では、品質を保つために清潔な環境が求めら  れます。漆喰が空気を浄化することで食品の品質を保つのに役立ちます。

3, 保温性 漆喰は断熱性があり、外気温の変化から室内を守る性質があります。

   特に酒蔵や味噌蔵では室内の温度を一定にする必要があり、漆喰を使用すること

  で保温効果を得られます。

4, 防カビ効果 漆喰は真菌やカビの発生を抑える効果があります。食品製造施設で

  は、衛生面がとても重要であり、漆喰がカビの発生を防ぐ役割を果たします。

 

これらの理由から、酒蔵や味噌蔵などでは昔から漆喰が伝統的な建材として使用されてきました。発酵食品を作るのに適していて、環境に優しい素材でもあるので、長い歴史を持って利用されているのです。

 

 

15時間ほど水に浸した大豆を柔らかく茹でる

大豆を潰す

塩と米麹を大豆と一緒に混ぜる

お味噌作りの簡単な流れを紹介させていただきました。

大豆を柔らかく茹でて、潰す工程が少し大変ですが、後はとても簡単に作れます。大豆を茹でたり潰したりするのに、圧力鍋やフードプロセッサーをお持ちの方は、それらをうまく利用されると楽にできます。アナログな我が家ではステンレスの鍋で大豆をコトコト茹で、マッシャーや手を使って自力で潰しています。翌日はいつも筋肉痛。。でもそうやって、手間暇かけて仕込んだお味噌には愛着が持てるし、美味しく出来上がる気がします。また、同じレシピで作っても、作る人によって味が違うのも味噌作りの魅力です。素手を使って大豆と麹、塩を混ぜるので、その人が持っている乳酸菌の影響で微妙に味が違うのだそうです。同じように味噌作りをしている友人と、毎年出来上がったお味噌を交換して味の違いを楽しんでいます。まさに本当の「手前味噌ですが」です。

 

このように、麹菌、乳酸菌などの菌の世界は本当に奥深いようです。

酵母菌にこだわったベーグルを手作りされている方にお話しを伺ったのですが、夫婦喧嘩をすると美味しいベーグルが出来上がらないそうなんです。本当に不思議で興味深いです。

繊細な菌の発酵に漆喰の特性がうまく生かされているのです。

最近は健康や美容のために発酵食品が注目されていますね。

もしお味噌作りに興味がある方がいらっしゃいましたら、豆味噌でしたらレシピを差し上げます。

もっと本格的にお家の一部屋だけでも蔵にしたい、とお考えの方はご相談にのります。

お気軽にご連絡下さいね。

 

我が家の豆味噌は漆喰の部屋で2年寝かせてからいただきます。

うまくいけば、発酵の途中でたまりができるので、出来たてのたまりでお刺身を食べるのが今から楽しみです。

ではまた。

 

 

 

 

 

 

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