吹き抜けリビングの防音対策について

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吹き抜けリビングの防音対策について

2022/08/06

吹き抜けリビングについてのお話です。

 

私が今までで設計させて頂いた住宅で吹き抜けを付けたのは7割程度です。

吹き抜けのメリットとしては、リビングを開放的に広く見せるのにとても有効的です。そして熱環境が快適になることです。夏は建物の風の通りが上下にも通ります(窓の位置が重要)。冬は大きめの暖房機器を1階に置いておけば、建物全体が温まることです。予算的に可能であれば、床暖房を付けるのをお勧めします。

ただエアコンに慣れている方は快適性を感じないかもしれません。

あとは家族の気配を感じることができることでしょうか。

 

さて吹き抜けがあることによる騒音対策についてです。

今までのお客様で吹き抜けがあることによる生活音についてのご相談は1件です。

その理由として考えらえることは、漆喰が防音性能が高いことと、漆喰の表面が気泡ででこぼこしているので、音を乱反射するためだと考えられます。

我が家では妻が寝室にいる時に、リビングから私が何度声を掛けても聞こえないことが度々あります。(笑

 

けれど部屋で何かに集中したい時に、リビングに家族のお客さんがいる時などは音が気になるかもしれません。

 

その対策として

 

1.吹き抜けに面している部屋の壁の中に防音性の高い素材を入れる。

2、隙間の少ない防音性の高い扉を付ける。

3.吹き抜け部分の開放されている部分に腰壁を作って、開放性の高い扉を付ける

 

などなど

または厚手の布を吹き抜けの横方向にスライドさせるようにするとか、吹き抜けの開口のある壁にブ遮音カーテンを付ける(効果は限定的)など

 

家族同士のプライバシーを優先されたいのであれば、無理に吹き抜けを設ける必要もなく1階と2階は分けるのが良いでしょう。

 

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