地震・シロアリに強い家に使うと良い材木について
2022/04/21
暖かくなって過ごしやすい季節となりました。
先月3月11日は、東日本大震災が起きて11年の日でした。
我が家では毎年3月と9月に防災用品のチェックをしています。
先月は乾電池とお水を買い足して、賞味期限が切れそうなレトルトカレーをお昼ご飯に食べました。
辛いこと、悲しいことが起こる事を想定して備えることは労力がいります。
ケガをしてしまうかもしれない、自宅が倒壊して避難所で大勢の人と生活しなくてはなら ないかもしれない、
考えるのも辛いので、なんとか自宅の倒壊から免れて自宅内で避難生 活ができたらいいなと思ってしまいます。
では、なんとか自宅の倒壊から免れるにはどうしたらいいでしょうか。色々な要素がある と思いますので難しいと思いますが
私達が知っておくべき事、備えておく事にはどんな事があるでしょうか。
家づくりにおける地震対策でお勧めしていることは、梁や柱などに杉、ヒノキなどの天然乾燥材を使うことです 。
地震の耐震等級を気にされる方は多いとは思いますが、家に使われる構造材を気にする方は少ないのではないでしょうか。
人間で例えるならば、あたりまえですが骨が弱ければ折れやすいです。家で例えるならば骨は柱・梁のといった構造材のことです。
シロアリに食べられやすい家は長持ちしませんし、長い年月が経てば地震に弱い家になります。
さらに弊社では天然乾燥の月齢伐採の木をお勧めしています。月齢伐採の木というのは秋・冬の下弦月に伐る木のことを言います。この木は不思議なことにシロアリに強く(防蟻処理が必要ない)、強度が強い(粘りが強い)、カビが発生しづらい木です。
見えない場所ですがとても重要です。家づくりの地震対策はこれだけではありませんが、参考になればと思います。
ではまた!