外壁の漆喰塗が終わりました。【知多郡美浜町】
2024/07/01
梅雨まっさかりです。空が泣いてます。
現場でも仕事が進まないと職人が泣いています。(笑
さて美浜町で進んでいる現場です。梅雨の合間をねらって外壁の漆喰が塗り終わりました。
たまにお客様に漆喰は汚れないですか?というご質問を頂くことがあります。
その時は「汚れない外壁はありません。」とお答えしますが、多分ご質問としては「漆喰は白いから汚れが目立たないか?」ということもあるかと思います。
本物の漆喰は静電気を帯びないため、ちりやほこりを集めないのでよごれが付きにくいです。けれど接着材が入っているしっくいは静電気を帯びるため汚れやすいのです。
過去の私の失敗談です。
漆喰を色々勉強して建物の寿命が長くなることや、夏は壁の温度が他の素材に比べて上がらなく室内は通常より熱くならないなど色々メリットを感じて使いはじめました。
けれど新築の外壁に使用して何年か経つと壁が汚れていきました。何故なのだろうと色々勉強すると、その漆喰には接着材が使用されていて汚れやすいことがわかりました。
お客様には大変ご迷惑をおかけしてしまいました。それから接着材の入っていない無添加住宅の漆喰を使うようになりました。
また漆喰はカビが発生するとその部分が黒くなっていきます。風が通りにくい外壁面や太陽があたらないところはカビやすいです。(漆喰だけではないですが・・)
そのため弊社ではその対策として、カビが発生しずらく、漆喰を塗った後に雨で汚れが落ちる天然物のコーティング材を塗ります。それから外壁をかなり白く保つことができるようになりました。このコーティング材は新築だけではなく、何年か経ってカビが気になる家に塗ると3か月もすると雨で綺麗になっていきます。
コーキング材を使用しない外壁・室内の温度が抑えられる外壁・汚れがついきにくい外壁・建物が長持ちする外壁。長い目で見た時に環境にもお財布にもやさしい漆喰壁如何でしょうか?
では また!