ローコスト住宅について思うこと

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設計事務所が思う本当の注文住宅でのローコストについて思うこと

2020/06/20

こんばんは

 

なるべく家をお値打ちに建てたいと思うことは至極当然のことですが、新築の場合は家を立てる時に、必要な費用を抑えたいとの考えが一般的だと思います。

当たり前だろと言う声が聞こえてきそうですが(笑

初期の費用を抑えることがお値打ちな建物なのでしょうか?

 

設計事務所をはじめてからずーっと考えていますが、初期費用とランニング費用のバランスはとても重要だと思います。

 

家を時間軸で考えた場合でローコストの意味も違ってきます。家を20年住むと考えるか?子供にも大切に使って欲しいと50年〜70年で考えるのか?

または100年は住み続けれるような家にしたいのか?

 

家にかけれる予算は人それぞれ違いますのでバランスが大切ですが、その我が家を時間軸で考えた場合のローコストについて話してみたいと思います。

 

時間軸でコストを考えるとは、建てた後に当然メンテナンス費用も考えることが必要ではないでしょうか。意外とこの部分を漠然と考えている方は多いと思いますが、具体的な数値で考えている方は少ないと思います。

そしてたくさんメンテナンス費用が必要な家がローコストと言えるでしょうか?

 

ただ例外として「家は20年住めれば良い」と考える方には初期費用を抑えてローコスト住宅を建てるのも良いかもしれません。

 

私がおすすめする住宅は新築の場合で考える最初に必要な費用は、正直若干高いと思います。(テレビでコマーシャルしている展示場がある量産メーカーよりはお値打ちです!)

けれど家に30年以上は住みたいと考える方でしたら私が提案する家はローコスト住宅と言えます。

 

30年の修繕費用で比較した場合は国が推奨する長期優良住宅というものがあります。

 

メンテナンス費用の修繕費が875万円

 

弊社が提案する家は181万となります。差額694万円です。

 

月で考えた場合は長期優良住宅ですと2万4千円をローンとは別に貯蓄していかないといけない計算となります。

 

弊社が提案する場合メンテナンス費用としては5千円程度の貯蓄が必要となります。

 

さらに長期優良住宅の家は30年後には試算では別に520万円の多額な修繕費が必要となってきます。

 

この多額の修繕費用が建て替えの動機となり、日本の住宅は寿命が諸外国と比較して短くなっている理由と言われています。

 

また長期になればなるほど修繕費の差は大きくなって行きます。

 

人それぞれ考え方がありますので参考にしてください

 

何故そうなるかご興味がある方はお気軽にご連絡ください。

 

ではまた!

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