家族が健康に暮らすためには油と水の性質を知ることと空気を知ることは重要です。
2022/08/24
暑い日が続きますが、元気に暮らしているでしょうか
昨日3年ぶりの花火を見にいきました。やっぱり花火はいいですねえ~
ビールも最高!
さて今日は水と油についてのお話です。
水に溶ける性質(水溶性)と油に溶ける性質(脂溶性)が体の健康にとって非常に重要です。血管は油があるため血が漏れません。皮膚は油があるから水が体内に入ってきません。
水(血液)は栄養を運び油はブロックする役割があります。(かなり簡単に書いてます。)
水溶性の性質のものは食べ物や呼吸で体内に入っもおしっこや汗で排出されていきます。けれど厄介なのが脂溶性の化学物質です。体内の油の多い部分に蓄積されていってアレルギーや生活習慣病と言われる病気の原因と言われています。
一般的に使われているもので脂溶性の代表的なものが薬、添加物(着色料、防腐剤、保存料など)、洗剤、芳香剤、柔軟剤、蚊よけスプレー、農薬などです。建物で使用されるものだと接着剤、塗料、防腐剤などです。脂溶性のものは急性毒ではなく、慢性毒のため少しずつ体内に蓄積されていって症状が発症します。
脂溶性のものは体の油が多い部位に蓄積されていきます。脂肪は一番わかりやすいと思いますが、血管、皮膚、脳、胎盤などは油分が多い部分です。
口から入るものは、色々なところを通って血液に入っていくため直接体内に吸収されないのでまだ良いですが、空気の場合は肺からダイレクトに血液に入っていきます。
また飲み物や食べ物で大人一人あたり一日平均で、体内に入る量が3キロに比べて空気は20キロ!です。おおよそ飲食の7倍の重量の空気を吸っているのです。
食べ物は自分で選択して食べることが出来ますが、空気は知識がないと選ぶことができません。知識というのは家に使う安全な建材とはどんなものか?ということです。
私のブログを読んで頂いている方にはわかるかと思います。
先ほど書いた建材に使用されている接着剤・塗料・防腐剤に含まれている化学物質は揮発性のため20~30年はずっと空気中に漂っています。
また何百種類もある化学物質で国が建築基準法で規制している化学物質はホルムアルデヒドとクロピリホリスの2種類だけでいわゆるFフォースター(F☆☆☆☆)です。全く緩すぎる規制です。
厚生労働省が化学物質の指針値基準を決めているのでも13物質のみです。けれどその規制された物質の代替物質は規制されることはありません。(法の穴を潜り抜けたイタチごっこみたいなものかも)
報道はされていませんが、年々シックハウス、化学物質過敏症は増えています。そして高気密高断熱住宅が増えていき、コロナ禍で家で過ごす時間も増えています。増々シックハウスやアレルギーになる方が増えていくことが予想されます。
何を食べるか、何を使うかを知るのも大切ですが、空気の大切さを少しでも知って頂ければ嬉しいです。またこれだけ化学物質に囲まれた環境で全てを避けるのは難しいことです。
愛媛大学農学部が無添加住宅の室内空気の空気測定をしました。指針値物質(化学物質)はほとんど検出されませんでした。 → 室内空気実験結果の動画
最近は色々なデトックス(解毒)方法が流行っています。一番適したデトックス方法をとり入れるのも良いのではないでしょうか
また私は空気測定士の登録もしていますので、空気測定されたい方(有料)はご連絡ください。
知多半島の常滑市にあるモデルハウスで空気を是非体感ください!
ではまた!