注文住宅の家は何年住むことができるのでしょうか?

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注文住宅の家は何年住むことができるのでしょうか?

2021/08/02

 

今日は日本の住宅は何故寿命が短いのか?について

 

日本では一般的に住宅はどれくらいの寿命と考えられているのでしょうか。

おおよそ30年くらい思われる方が多いのではないでしょうか?

 

では何故そのくらいの耐用年数と一般的には思われているのでしょうか?

・木造住宅の減価償却が22年だから

・取り壊して新たに住宅を作る人の平均が30年だから

 

けれどイギリス、アメリカでも耐用年数は100年以上と言われています。何故日本だけそのように家を短寿命と考えるようになったのでしょう。

日本経済の発展、消費社会を進めるために誰かが意図したことかもしれません。

確かに日本中の家が100年以上建て替えをしなくなったら

住宅産業も縮小されていくでしょう。そしたら私も廃業するしかなくなるかもしれません(笑

 

または日本人が新しいもの好きな人種なのでしょうか?

けれど30年程度で家が壊されるのは本当に勿体ないことだと思います。地球規模の環境、将来の子供達のことを考えてもなるべく負の遺産は極力無くしたいものです。

 

家に使う素材がプラスチックの物が多ければ30年くらいでボロボロになって建て替えも仕方なくなるかもしれません。

なぜプラスチックは寿命が短いのでしょうか?それは加水分解と言って水分子と結合して、プラスチックの分子の間の結合が弱くなってボロボロになっていくことです。

仕上げでしたらまだ取り換え可能ですので良いですが、それが構造材や外壁材に使われていたらどうでしょうか?

 

話をもどしますが例えば30年しかもたない家が100年以上住むことができる家だったら、単純に3倍お値打ちになるということです。

長持ちする自然素材の家は当然新建材より若干高くなりますので、家の値段も高くなりますが住めば住むほど大変お値打ちになるということです。

イギリスの人たちの多くは何世代も家が受け継がれて、大切に住み続けています。

逆に年代が古くかっこいいアンティーク性のある家は新しいものより値段が高くなる傾向にあります。

 

また長持ちする家を建てれば、子供たちは高額な家のローンを組まずにゆとりを持って生活することができるのではないでしょうか。

子供達がこんなかっこ悪い家はヤダと言われたらどうしようもありませんが(笑

 

ではまた

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