注文住宅で吹き抜けを作る際のポイントを解説します!
2021/04/16
注文住宅で吹き抜けを作る際のポイントを解説します!
吹き抜けがある家に憧れる方は多いです。
確かに吹き抜けはあまり見ないので、自分の家に特別感を感じて愛着を持てそうですよね。
しかし、吹き抜けには良い点もたくさんありますが、もちろん良くない点もあります。
ある程度は対策できるので、常滑市の設計事務所がポイントを解説します。
□吹き抜けを作るメリットとデメリットって何?
では、家に吹き抜けを設ける意味は何があるのでしょうか。
*メリット
まずは利点から紹介します。
利点は主に3つあるので、1つずつ解説します。
1つ目は開放的な空間になることです。
吹き抜けが無い場合は天井で、縦方向に視界が遮られますので、開放感がありません。
反対に、吹き抜けがある場合は視線の上に天井が映らないので、すっきりした視界にできます。
空間が開放的だと心も開放しやすくなるので、吹き抜けはリビングに作るのをおすすめします。
2つ目は光を取り入れやすくできます。
吹き抜けがあると、光を上からも取り入れられるので、窓だけよりも光を浴びる量を増やせます。
また風が横方向だけでなく、縦方向にも通りますので、快適な空間となります。
3つ目は家族間でコミュニケーションが取りやすいことです。
吹き抜けがあると1階と2階での家族のコミュニケーションがとりやすくなります。家族間でつながっている感覚になり、リビングに集まりやすくなります。
*デメリット
一方デメリットもあります。
1つ目はリビングの暖房が効きにくくなることです。
暖かい空気は上にいきますので
空間が上下に広いと、空気の対流で冷たい空気が下に降りてきます。
冬場はこれで寒く感じることが多くなる可能性はあります。
2つ目は照明の交換が面倒になることです。
天井が高いので、その分照明も高い位置に設置されます。
3つ目は吹き抜け部分に窓をつけると掃除が大変です。
□吹き抜けのデメリットを対策する方法!
1つ目のデメリットであるエアコンの効きが悪いのは、シーリングファンを設置して、空気をかき混ぜることで改善できます。
予算が許す方には床暖房を付けることお勧めします。足元が暖かいと室内温度が多少冷たくても、暖かく感じます。
また漆喰や無垢のフローリングは遠赤外線効果がありますので、吹き抜けを作る場合は大変お勧めな素材です。
2つ目の対応としては低い壁からの間接照明で吹き抜けの天井や壁にアップライトをして対応した方が良いでしょう。
ょう。
3つ目の窓の清掃での改善方法は、長い脚立を買って清掃するか高所恐怖症の方はキャットウォークを付けてもらって清掃がやりやすい用にすると良いでしょう。
□まとめ
今回は吹き抜けを作るメリットとデメリットと、その対策方法を解説しました。
吹き抜けは絶対に必要な設備ではないので、設置に悩むでしょう。
吹き抜けのある家にご興味ある方はギャラリーへどうぞ