耐震等級2は必要か?
2019/06/01
今晩は
最近急に暑くなって来ました。今年の春は短いですね
最近では天気が良い夕方には、屋上でまったりビールを飲みながら時間を過ごしています。
夕日の海に照らされる光が一直線にこちらに向かっている感じで、太陽を独り占めしている感覚です
UFO見えないかなあ〜と思いながら何度かこの空を見上げているけど、なかなか見えないものです。(笑
今日は耐震等級のお話
知っている方は飛ばし読みして貰えば結構ですが、耐震等級には1から3があります。
耐震等級1とは、建築基準法で定められている地震に対する強さですが、具体的に言うと数百年に1度の地震(震度6強〜7程度)にでも倒壊、崩壊しない建物と定義されています。
耐震等級2とは等級1で想定される地震に対して1.25倍の地震が起きても耐えることが出来る建物と定義されています。
ただ色々な意見もあり難しいところですが、熊本地震でもあったように何度でも揺れが起きた場合はどうなるの?ということです。
耐震等級も重要ですが、制振・免震を考えることもとても重要だと思います。
耐震等級だけで地震を考えてしまうとガジガジに家を固めてしまうので、力の逃げる場所が無くなってしまうからです。
何故法隆寺が1300年以上この地震国に残っているのか?世界で一番古い木造建築なのです!
それは制振構造だからです。耐震等級で考えたら笑っちゃうくらい弱い建物だと思います。(笑
何度も言いますが、耐震等級を考えることも大切だと思いますが、制振・免震を考えることもとても重要です
さてさて今日は個人住宅の基礎の配筋検査です。こちらの家は耐震等級2の基礎となります。
基礎の鉄筋を20cmピッチで入れることが多いですが、こちらの基礎は10cmピッチ!で鉄筋を入れています。
ごっついです(笑
東南海地震がいつ来るか分からないですが
「備えあれば憂なし」ということで、身近なところで出来るところから準備して行きましょう!
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ではまた!