リノベーションモデルハウスin常滑にてみそづくり
2020/02/25
常滑の弊社リノベーションモデルハウスで味噌造りをしました。今年で自家製味噌造り3年目です。
毎年妻が作るのを見ていた私ですが、今年は初めて参戦です。
妻がつくったみそと私が作った味噌とどちらが美味しいか味比べです。(笑
手についた常在菌と麹菌(こうじきん)で発酵が進んでみそが美味しくなるようです。
味噌造りは手を洗わないでやる場合が多いのですが、さすがに手洗いに石鹸はつけませんでしたが水洗いはしました。
私の家は赤味噌なので豆麹を購入して作りました。豆はもちろん国産の無農薬の大豆です。
我が家は味噌づくりに最適な環境なのです。(手前みそですが・・・)
なぜならしっくいの部屋はアルカリ性なので雑菌の繁殖を抑えて、乳酸菌や麹菌は元気に繁殖します。だから漆喰とみそは相性が抜群なのです。
酒蔵や味噌蔵は漆喰や土壁が多いですよね。昔の人たちは発酵が進む環境をよく知っていたのでしょう。だから天然酵母で本格的に作るパン屋さんでは壁にはしっくいをを使っているところが多いです。
そして最近よく行われているみそづくり体験会では、最後にサランラップをかけて密封します。なぜならビニルクロスの家が多いので、味噌が空気に触れると悪いカビが発生しやすいからです。
カビにもいいカビと悪いカビがあります。味噌に発生する白いカビは食べても問題ありませんが緑色のカビは注意した方がいいです。
うちではサランラップをかけずにさらしを引いて重石をのせます。敢えて空気に触れさせてしっくいの部屋にいる常在菌に発酵を助けてもらいます。
美味しく作るお味噌は環境も大切です
秋ごろに食べごろになると思いますが、楽しみです。