スマートホームで家づくりはどう変わる?社長がAI活用してみた
2026/04/11
今日は、うちで初めて注文住宅を建てさせていただいたお客様のお宅に伺ってきました。外壁が少し汚れてきたとのことで、その相談と、ほかにメンテナンスが必要な場所はないか、ひと通り見てきました。話し合いの結果、お見積もりを出させていただくことになりました。
家を建てさせていただいて何年経っても、こうして声をかけてもらえるのは本当にありがたいことです。お家ずっと見守らせていただくことは幸せなことだと感じた一日でした。
さて、先日別のお客さんから「外壁のコーキング打ち替え、ざっくりいくらかかる?」と連絡がありました。
以前なら、材料費を調べて、面積を計算して、業者に確認して……と、概算でも返事に半日はかかっていました。
最近は、私はAIに聞いてます。条件を入れたら、数分で概算が出てきた。もちろん最終的には自分の経験で数字を調整しますが、「まずはざっくりの目安」をすぐ返せる。お客さんにとって、このスピード感は必要だと思う。
小さな工務店でもAIは使える
「AI」と聞くと大企業の話に聞こえるかもしれません。でも、うちのような小さな設計事務所でも、すでにこんな場面で使っています。
- 見積もりの整理 — 複雑な項目の計算やチェックをAIに手伝ってもらう
- 竣工写真のイメージアップ — 家具がない状態の写真に、AIでバーチャル家具を配置する。「この部屋にソファを置いたらこんな感じ」がすぐ見える
- お客さんへの素早い回答 — さっきのコーキングの話のように、概算をすぐ出せる
特別なシステムを入れたわけじゃありません。AIの対話ツールを使っているだけ。大事なのは、最終判断は必ず自分でやること。AIはあくまで「優秀なアシスタント」です。
ちなみに私自身、仕事の合間にAIを使って自分が興味のある情報を一発で出してくれる情報アプリとか四柱推命のアプリを作っていたりもします。設計者がアプリ開発?と思われるかもしれませんが(笑)、今はAIに相談しながらコードを書いてもらえる時代。専門じゃない分野でも、アイデアさえあれば形にできてしまう。これもまた、AIが設計の仕事にもたらしてくれた面白さのひとつです。
スマートホーム時代、家の設計も変わっていく
少し先の話をすると、スマートホーム化が進むことで、暮らし方そのものが変わっていきます。最近は「スマートホーム 家電」と検索すれば、冷蔵庫から照明まで、暮らしを支える機器がずらりと出てきます。
冷蔵庫が中の食材を全部把握して、「今あるもので何が作れるか」を提案してくれる。献立を決めれば、買い物リストも自動で出る。スマートホームのエアコンなら、「寒い」と一言いえば勝手に温度を調整してくれる。お風呂も自動で沸く。こういったスマート家電が当たり前になる日は、そう遠くありません。
そうなると、キッチンや浴室の設計の考え方も変わってくるんです。コンセントの位置ひとつ、通信環境の整え方ひとつで、住み心地が大きく変わる時代になってきました。
だから私たち設計する側も、「スマートホーム AI」がもたらす変化をきちんと理解しておかないといけない。「今までこうだったから」で図面を引く時代じゃなくなってきているんです。
家づくりは、テクノロジーで「もっと楽しく」なる
AIは家づくりを難しくするものじゃなくて、もっとわかりやすく、もっと楽しくするものだと私は思っています。
図面の打ち合わせ中で「こんなイメージ」と言えば、その場でその図面に即したパースが出てくる未来もそう遠くない。
ただ、ひとつだけ忘れちゃいけないと思っていることがあります。どれだけAIが進化しても、家族が健康で快適に暮らせる家を形にするのは、最後は人間の手と経験だということ。お客さんの暮らしを想像して、現場の納まりを考えて、材料を選んで、職人さんと一緒に組み立てていく。この部分は、AIには代われません。
テクノロジーを取り入れながら、健康で快適な家をつくる。それが私たちの目指す家づくりです。
気になった方は、ぜひモデルハウスで体感してみてください。
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ではまた!