木造住宅の湿気の原因とは?建築時にできる対策もご紹介!

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木造住宅の湿気の原因とは?建築時にできる対策もご紹介!

2021/10/16

木造住宅の湿気の原因とは?建築時にできる対策もご紹介!

木造住宅で気をつけたいのが湿気です。
家を長持ちさせるためには、住宅を建てるときから注意しておく必要があります。
本記事では、木造住宅の湿気対策についてご紹介します。

 

□木造住宅における湿気の原因を解説!

1つ目の原因は、屋外から浸入してくる雨水です。
いわゆる雨漏りと言われるもので、屋根や壁のひび割れなどから雨水が入ってきます。
それにより、構造部材への含水率が徐々に上がるのです。

最近の住宅では、目に見えてわかる雨漏りが発生することは少なくなりました。
しかし、目に見えない内部での雨漏りが起こることは十分にあります。

雨漏りによって家全体の劣化につながることも考えられるため、十分に注意を払う必要があります。

2つ目は、室内から浸入する水分です。
湿気は外からだけでなく、内側から発生することも多いです。
具体的には、キッチンや浴室、洗面所などの水回りから発生する水分が、壁のひび割れなどから浸入してします。

3つ目は、地面から上昇してくる湿気です。
地面には水分が含まれているので、建築時に床下の地面を剥き出しにしてしまうと、水蒸気として水分が床下部材へと浸入します。
多くの場合、防湿対策がされますが、ビルダーにも確認をとっておくと良いでしょう。

4つ目は、生活空間から発生する水分です。
これには、私たちの汗や部屋干ししている洗濯物から発せられる水分が含まれます。
このような水分が家の隙間から床や壁の中に浸入し、木材を湿らせています。

その他にも、床下の換気口や温度差による結露が木造住宅の湿気の原因になります。

 

□湿気対策をご紹介!

1つ目は、塗壁にすることです。
内装に壁紙を使う方も多いと思いますが、漆喰などの塗壁にすると湿気対策になります。

2つ目は、吸湿作用のある素材を使うことです。
例えば、エコカラットなどのタイルが挙げられます。

3つ目は、床材を無垢材にすることです。
自然のものを使うというのがポイントです。

4つ目は、窓の性能を高いものにすることです。
窓周辺は結露しやすいので、性能の高いものを選ぶことをおすすめします。

5つ目は、窓の配置を工夫することです。
風が通りやすいようにするのがポイントです。
さらに、家全体の風の流れを考えることが大切です。

6つ目は、クローゼットや個室のドアを設置しないことです。
来客時のプライバシーの観点から、全く設置しないというのは難しいかもしれませんが、ぜひ検討してみてください。

 

□まとめ

本記事では、建築時にできる木造住宅の湿気対策についてご紹介しました。
湿気の原因についても理解していただけたと思います。
常磐市に住宅を建てる方、湿気対策をして長持ちする家を建てましょう。

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