一年中快適な家を建てるためには?断熱と気密が大切です!
2021/10/02
一年中快適な家を建てるためには?断熱と気密が大切です!
毎日住む家なので、快適な家にしたいと思います。
しかし、何を意識すれば良いか分からないですよね。
大切なのは、一年中快適な家を建てるための鍵を押さえることです。
本記事では、一年中快適な家を建てるために大事なことをご紹介します。
□快適さの鍵をご紹介!
快適さの鍵は、熱の伝わり方にあります。
熱は温度の高い方から低い方に移動しますが、人への伝わり方は主に3つの方法があります。
1つ目は、伝導です。
固体の物質を通して熱が伝わることを指します。
例えば、室内で床が冷たく感じたり、暖かく感じたりしますよね。
2つ目は、対流です。
気体や液体を介して熱が伝わることを指します。
室温によって暑さや寒さを感じるのは、対流によるものです。
3つ目は、放射です。
これは、温度差がある物体間で熱が移動することです。
例えば、焚き火の周りにいると暖かく感じますよね。
例えば、2つの状況を想像してみてください。
・天井や壁、床、窓の表面温度が高くて、室温が低い場合
・天井や壁、床、窓の表面温度が低くて、室温が高い場合
上記の2つの状況では、前者の方が快適に感じます。
すなわち、快適さをより大きく左右するのは放射なのです。
□一年中快適な家にするためには何が大事?
熱の伝わり方を意識したときに、大事なことは断熱です。
熱を伝わらないようにして外気温の室内への影響を小さくします。
断熱性が低いと、夏には外気の影響で室温が高くなり、冬には寒くなります。
せっかくエアコンを使用しても、冷暖気が外に移動してしまうでしょう。
反対に断熱性が高い住宅は、少しの冷暖房でも室内が快適な温度に保たれます。
魔法瓶を想像してもらえればわかりやすいかもしれません。
実は、断熱性と同じくらい大切なのが気密性です。
どちらか一方だけあっても効果は少なく、断熱も気密も意識することが大切です。
気密性の低い家は住宅に隙間が多く、そこから外気が侵入しやすいです。
外気の影響を受けやすくなるのですね。
夏や冬にエアコンで部屋の温度を調整しようとしても、室内に浸入してくる外気温によって冷やされたり暖められたりして、思うように温度調整できません。
エアコンで室温を維持できないとなると、快適さに欠けるだけでなく光熱費もかかってしまいますよね。
反対に気密性の高い住宅は、隙間が少ないので外気の影響を受けにくいです。
エアコンの効きも良くなり、快適に過ごせるでしょう。
□まとめ
本記事では、一年中快適な家を建てるために大事なことをご紹介しました。
鍵は熱の伝わり方にありましたね。
気密性や断熱性を意識した住宅を建てましょう。
常盤市に注文住宅を検討している方は、お気軽にご相談ください。