注文住宅で仏壇を設置するときに気を付けることを紹介します!
2021/03/20
注文住宅で仏壇を設置するときに気を付けることを紹介します!
「自分の家系は代々仏壇を置いてきたけど、どこに設置すると良いのか」このようなお悩みをお持ちの方はいませんか。
仏壇はご先祖様の思いが詰まっているので、大切にしたいですよね。
ご先祖様に失礼しないように、ルールを確認しましょう。
今回は常滑市の設計事務所が仏壇を置く場所を決めるときのポイントを紹介します。
仏壇を設置する際の注意点
仏壇を設置する場合はいくつかの注意点があります。
代表的な注意点を紹介しますが、宗派によって違う可能性があります。
1つ目は奥行きを確保することです。
奥行きが足りない場合は、拝むための場所が確保できない場合があります。
2つ目は仏壇を高い位置に配置することです。
仏壇が低い位置にあると、見下ろすような形になって失礼に当たります。
3つ目は強度を高くすることです。
仏壇は種類によっては重量が重いものがあります。
床が仏壇の重さに負けないため、強度を高くできるように設計しましょう。
4つ目は室温や湿度を管理できる場所であることです。
仏壇を作る際は木材を用います。
湿度が高いと仏壇が傷み、カビが繁殖する場合があります。
反対に極端に湿度が低いと木材が乾燥して割れたり、歪んだりします。
5つ目はコンセントの位置に気を付けましょう。
お仏壇も電気が必要ですが、コンセントの位置は高めにすると目立ちにくくなるでしょう。
6つ目は上階が歩く場所でない場所を選びましょう。
仏壇の上の階を歩くことで音が伝わりやすくなります。
これは失礼にあたると考えられているので、可能な場合は上階に部屋や廊下がない場所に配置しましょう。
7つ目は神棚との位置関係です。
仏壇と神棚を同じ部屋に配置しても問題ありませんが、対面の位置に置いたと仮定すると、片方を見るとおしりがもう片方へ向き、失礼に当たるので配置に工夫が必要でしょう。
仏壇が必要ない方の特徴
中には仏壇が必要ない方もいます。
1つ目は仏壇を置かない家系であることです。
自身が仏壇を置きたいと思わない限り、仏壇を置く必要はないでしょう。
2つ目は年が大きい兄弟がいる場合です。
一般的に長男や長女が継承するので、特別な事情がない場合は不要です。
まとめ
今回はお仏壇を置く場所を決めるときに意識するポイントとお仏壇が必要ない方の特徴を紹介しました。
仏壇を設置する際は以上の要素を加味しながら、設計を進めていくと良いでしょう。
当社はデザイン性と自然素材を利用した住宅を設計するのを得意としているので、常滑市周辺に注文住宅をご検討中の方は、ぜひお問い合わせください。