漆喰の白い家と黒い家どちらが好きですか?どちらが省エネでしょうか?
2017/09/15
さて今日は黒い家と白い家ということで
最近黒い家も多くなりましたね。個人的には使い方によっては建物が引き締まるので好きです。
省エネを考える時に黒い家と白い家どちらの家の方がいいと思います?
黒い家は真夏だど熱くなりそうだけれど、冬は暖かくなりそうです。
昔勉強で習った熱の伝わり方のおさらい。
熱の伝わり方には伝導、対流、放射の3つ
伝導は物質の中で熱くなったものが順々に伝わること
対流は温められた液体や気体が移動すること
放射は光と同じように真空の空間をも伝わっていく伝わり方
太陽なんかは伝導でも対流でもなく放射で電磁波です。光や電波と同じで電磁波の仲間です。
電磁波というと原子力とか、携帯電話とか負のイメージが強いけど、
安心してください!
人体に害を与えない周波数の赤外線の電磁波
話を戻して、黒は基本的に赤外線エネルギーを吸収しやすいけど、逆に周囲より温度が上がると今度は効率よく放射する。(冷めやすい)
熱しやすくて冷めやすい色。(どっかにこんなやついたな)
逆に言えば白は熱しづらく冷めにくい色。
例えば白い漆喰の家の場合は
冬の寒い日に一度温めた室内の温度は冷めづらく、一度蓄熱された熱エネルギーを長く維持します。
つまり一度温まったら保温効果があるということ
だから経済的
また夏は漆喰は白いこともあるけど、方解石というキラキラとした小さな結晶が集まって出来ているので反射率がとても高いです。
暑いエーゲ海の家は白い漆喰が多いですが美観だけでなく、室内の涼しさを保つのによい素材ということを人々は経験を通して知っていたのでしょう
だから省エネを考えるのだったら漆喰の壁ということです
では