トータル予算から考えることが第一優先 | 常滑市でキラリと光る注文住宅を設計施工しているエスサイクル設計のブログ

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新築を検討する時に、土地探し前にトータルの資金計画を考えることが第一優先

2017/05/14

新築の家づくりはああしたい、こうしたいといろいろ夢が広がります。
お客様も凄く輝いていてとてもとても楽しい時間
けれどその前に一番大事なのは資金計画のトータル予算から家を考えることです。

我が家を建てるのに何にどれだけお金が必要なの?トータル的に必要なお金を把握することが大切です!

「あたり前だろ!」

と思っている方もおられるようですが、もう少しおつきあいを

建物を建てる時に必要なお金を大きく分けて3つです。
 

1.土地代+仲介手数料+不動産取得税

2.建物(A.建物本体 B.地盤改良 C.設計費 D、外溝・造成費)

地盤改良とは建物を作る前に地面がやわらかく建物の重さをささえられないと判断された時に

地面を強くする工事です。

造成費とは土を削って地面を平にしたり、土を入れて地面を平にしたりすることをいいます。

つまり家をたてやすくするために土地の形を変えることを言います。

3.諸経費(住宅ローン保証料、抵当権設定費用、土地所有移転登記、建物所有権登記、水道引込費、火災保険、引越し、など)

よくあるケース1
 気に入った土地が見つかった。値段が高かったがどうしてもほしかったので購入した。
 けれど建物を計画している段階で大幅に予算が足りなくなってしまい予想とはまったくかけ離れた家になってしまった。
よくあるケース2
 気に入った見晴らしのいい場所に土地が安かったので購入した。
 

 けれど、建物を計画する段階で見積をしてもらったが土地の高低差があったため

 自分が予想していた以上に造成費で300万かかると言われた。

などこんなことにならないようにしてください
土地を買うだけでも土地本体の値段以外に不動産取得税、司法書士費用、登録免許税、印紙代
仲介手数料が必要です。
「坪いくらですか?」という質問を受けますが、一般的には外構費や地盤改良費、消費税は別の場合が多いです。
例えば営業マンに「だいたい弊社では建物で坪65万です。」と言われた場合
ほとんどは地盤改良費、外構費は含まれていません。
おおよそ35坪の家を考えているのならば、
1.建物:65万×35坪=2,275万
2.地盤改良費:80万(場所によって違います。)
3.外構費  :100万(内容によって違います)
4.消費税  :196万
  合計   :2,651万
となります
坪換算だけで建物の予算を組んでいたら実際は400万の開きがあったという勘違い
2~4含めて坪単価だと思っている方が多いので予算組の時には注意が必要です。
地盤改良費一つとっても
地盤改良だけでも0円~150万くらい違いがあることもあります。
一般的な土地なら地盤改良はおおよそ80万くらいの予算を見ていればよいですが、

場所によっては200万以上かかることもあることもあります。

これは購入する予定場所の地盤の強さがある程度予測できるところでしたらよいですが

わからない場合は事前に地盤調査をお願いするのも手かもしれません。(費用はかかります。)

また工事が進んでいくと「ああしたい、こうしたい」ということが必ず出てきます。

その予算もある程度みておいたほうがいいです。

だから土地を探しながら並行して以下のことも把握することは重要です。

1.あなたが望んでいる間取りで家の大きさ、仕様はどのくらいでだいたいどれくらいの予算必要か?

2.造成費はどれくらいの予算が必要か?

3.どのくらい諸経費が必要か?
この段階は概算でもいいと思います。

このことを踏まえてトータル的な予算を考えて冷静に土地を探すことをお勧めします。

あるお客様で土地を買った後に素敵な自然素材で作られた家族が安心できる健康になる家に住みたい!

ということで相談にこられた方がいました。

けれど土地代にお金を費やしていたため予算が足りませんでした。

こんなことにならないように

土地を数個絞ったら仲介業者の言うことだけでなく、お近くの建築のプロに相談するとよいです

弊社では全国の地盤データーを持っている会社と提携しています。土地購入を御検討の方で、ご希望の方はそこの土地の地盤が安心かどうか資料を無料でお送り致しますのでご活用ください。
(愛知県、岐阜県、三重県のみの方とさせて頂きます。)
以下のメールに地盤データー希望とお書きの上お送りください
info@s-cycle.net
ありがとうございました

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